びっくりです。第五話。これは別に伏せるべき情報ではないでしょうから書いちゃいますけど、主人公のヴァイオレット・エヴァ―ガーデンさん、なんと十四歳(推定)でした。孤児なので正確な年齢は不明とのことですが、それほどかけ離れてはいないという設定でしょう。十四歳……。見えない……。
これは深読みすれば、戦場、しかも最前線に身を置いていた女性という設定上、性的な対象とならない年齢にすることでいろんな問題を回避しようとしてるのかもしれません。しかし、外見はどう見ても成熟した女性です。少なくとも十八歳以上にしか見えません。しかも当然のことながら超美人。アニメですからね。なのでこの設定、余計に見ているほうを混乱させるだけなのでは?
さて。肝心の内容ですが、ストーリーはあまり進展していません。第五話の内容も、少し辛らつな言い方を許していただけるのなら、前時代的な王宮恋愛物で、なぜ今の時代にこれを? と思わざるを得ません。ヴァイオレットが人の気持ちをかなり理解しはじめているというエピソードとしては有効に機能していますけど。
絵コンテは山田尚子さんなのに。ううう。なんてもったいない……。でも、どうやら次回はヴァイオレットの過去が明らかになりそうです。あっという間にもう折り返し地点。京都アニメーション制作でこれほど(お話以外の部分で)ハラハラする作品は初めてで、そういう意味では貴重かも、です。
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