『少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト』 第二話~第十二話(終)

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演劇とアニメ

 実は、当初想像していたよりも普通で、ちょっと肩透かしな感じでした。もっとはじけてもいいんじゃないかなーと。なんかフツーの男の子向けアイドル物的なノリで進んでいきましたから。

 でも、毎回あのキリンさんからの着信音が鳴ると、ドキドキしちゃいます。そして、やっぱりオーディションのシーンはいいですねー。

 演劇とアニメって私は意外と親和性は高いと思っているんですけど、これまでそれほど多くなかった気がします。この作品も、結局は従来のアニメの表現方法からあまり逸脱することなく、無難な感じで展開していて、そこはちょっと物足りませんでした。

ハッタリとケレン味

 ただ、最終話はこれまでで一番演劇っぽくて、よかったです。東京タワーのモチーフも、そのぶっ飛んだ使い方も素敵でした。このハッタリとケレン味をもっと見たかったなー。でもなかなか難しいですよね。わかります。

 キャラクターデザインはみんな可愛かったですし、曲もよかったです。特にエンディングはいつも心にしみました(絵も曲もむっちゃかわいい)。というわけで、なんのかんの楽しめた感じですね。

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