ばくっとひとことで言うと、昭和初期の東京を舞台に(別の場所に舞台は移りそうですけど)繰り広げられる吸血鬼アクションもの……でしょうか。 P.A.WORKS制作なので、作りがとても丁寧です。安心して見れます。
舞台設定
当時の街並みはもちろんのこと、こまごまとした部分まできっちりと描かれていて、とても好感が持てますし、そういう部分がきっちりしていると、その作品は信用できると思えます。
例えば、すごく感心したんですけど、昔のエレベーターってありますよね、あの扉がジャバラになってるやつ。登場人物がそれに乗り込むシーンがあるんです。で、特殊なレバーみたいなのを自分で操作して扉を閉めるんですね。こういうのって、たぶんきちんと調べなければわからないことです(調べてない可能性もなくはないですけど、ちょと考えにくいですよね)。とても細かいことですけど。神は細部に宿るとの言もあることですし。
核心へ
お話は、まだ核心まで至っていないのでなんとも……ですけど、敵味方に分かれてしまった主人公とその兄(どちらもかっこいいー)とか、なかなかいい感じです。アクションシーンもキレキレで気持ちいいですし。
あと、主人公が子供時代を過ごした架空の土地が出てくるんですけど、それがシベリアみたいな北の土地で、そこの民族衣装とかがすごく可愛いんですよね。北って、なんか憧れます。それはいいとして……。
舞台は東京から樺太へ移り、徐々に核心へと近づいていく感じです。これ、12話なのかなぁ。世界観がきっちりしているから、2クールくらいやってほしいのですけど。
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