前回、「このペースだと十二話に行くまでに原作第一巻を消化しちゃいそう」と書いたんですけど、あっさりと第三話で原作一巻分を消化してしまいました。なかなか潔いです。昔のTVアニメは原作に追いつかないように無理やり間延びした演出がなされたりしたものですけど、こういう面では1クールや2クールのスパンはいいですね。
原作消化ペース
というわけで、桜島先輩編は第三話で決着です。ちなみに、原作の第一巻は350ページあるんです(正確にはイラストが5ページ分ありますけど)。展開はほぼ原作通り。つまり1冊350ページの小説を映像化すると30分アニメ3話分になったということですね。これをたった3話分にしかならなかったとみるのか、そんなものだとみるのか……。
前回も書きましたけど、第三話までの桜島先輩のエピソードは設定も筋書きも素晴らしいです。特に、第三話の展開はラブストーリーとしても優れていますし、何より、空気を読まなければならない『空気』という実体のないものと戦うというテーマとストーリーの絡め方がうまいです。クライマックスもぐっときます。
あっさり?
ただ、やっぱりこれをたった三話でやってしまうのは、どうしてもあっさりしすぎている感じがします。これはもしかしたら好みの問題かもしれませんし、最後まで見てみないと判断できないことなのかもしれません。でも、現時点では、ちょっともったいない気がします。
テーマは維持
放送は既に第四話、次のエピソードに突入しています。こちらのエピソードもやっぱり周りの空気とどう折り合いをつけていくかというお話。最近忙しくて原作の第二巻はまだ途中ですけど、今後も同じペースで原作を消化していくとすると、原作の四巻分で1クール終了ということでしょうか。どうやら来年劇場版も公開されるようで、このまま原作も全部読んでしまいそう……。商売のやり方がうまいですね、KADOKAWAさん。