『プラネット・ウィズ』 第九話

©水上悟志・BNA・JC/Planet With Project

 ななな、なんですか、これ。熱い! 熱いです!

SF!

 SFをベースにしたTVシリーズのアニメで、こんなにもマトモで胸熱な作品って、いつ以来でしょうか……ええと……ええと……エヴァ? いやいや、んなわけないよ。最近物忘れがひどくて思い出せない……。しかもこれ、原作はあるとはいえ、見る方にとってはほぼオリジナルと言っていいですよね。すごいなー。

 やっぱり、SFはこうでなくっちゃね。もちろんネガティブな未来を描くのも、ポスト アポカリプスものも、ディストピアものもいいですけど、こういう、なんていいますか、人間という存在の『良』の部分を信じるということが根底にある作品は、やっぱりぐっときちゃいます。そういうテーマを描くには、SFってやっぱりとても適しているフォーマットだなーと思いました。

SF!!

 そして! 次回のタイトルは、なんと『カレルレンとラシャヴェラク』! 「おおーっ」ていうオールドSFファンたち(果たしてそういう人たちがこれを見ているのかどうかわかりませんけど)の声が聞こえてきそうです。

 言われてみれば、確かにこの作品、クラークみたいな古き良きSF作品に通じるものがありますよね。なるほどなー。こういう、明らかにリスペクトが感じられる場合だと、他の作品からの借り物でも、ちっとも嫌な感じはしませんね。前期最終回を迎えた某作品とは大違いです。

 各キャラクターの描き方も、きっちり考えられていて、とても好感が持てますし、納得できます。勉強になるなー。ほんと、毎週楽しみです。

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